ニューヨークのOpening を終えて その1

Posted in Exhibitions 2012-2026 with tags , , , , , , on 20 June 2017 by kenwada

皆様、こんにちは。

New York City (以下NYC) のAgora Gallery での
Opening Reception を終えて昨日帰国しました。

今回の展覧会では僕の3作品が中央のとてもよい場所に、
余裕をもって白い壁を背景に飾られていて、
NYC での2回目の展覧会にして初めて納得がいきました。

あのようなよい場所に飾ってもらえてとてもうれしかった。
親身に支えてくれたDirector のAngelaさん、
Gallery のスタッフの皆さんに感謝です!

展覧会において作品を飾った時のこの達成感、充足感は、
芸術家にとってやはり必要不可欠なのだなと改めて強く思いました。

また昨年4月の同Gallery でのOpening Reception に比べて、
観ていただいた方から生のダイレクトな反応が多く得られ、
昨年よりも確実に感触があったこともうれしかったです。

それにしてもOpening の途中からものすごい人でした。
あの集客力はすごい!

何があってもすべては「自己責任」と飛び込んだ
NYC のアートの世界だけれども、やはり挑戦してよかったと思います。
飛び込んで世界が広がった、
いろいろな意味でより高いレベルの世界を知り鍛えられた、
自分を高めることができたという感があります。

そしてこの貴重な経験を糧にまた前進していきます。

なお展覧会は2017年6月30日まで続きます。

会場の様子を外から。

僕の3作品の前で、皆さん熱心に観て下さいました。

熱気というか、すごい人であふれかえる会場。

最後はOpening の前日、Director のAngela Di Bello さんと記念撮影。

ローマの国際展覧会を終えて その3

Posted in Exhibitions 2012-2026 with tags , , , , , , on 10 June 2017 by kenwada

かねてより一度は訪れたいと思っていた念願の地ローマ。
なかなか思いはかなわず、ようやく初めてローマを訪れる機会ができ、
短い滞在中、炎天下を歩き回りながら全力で吸収したことを、
今後の制作活動に活かしていきます。

やはり圧巻はバチカン市国、
システィナ礼拝堂のミケランジェロの天井画でした。
9時からの開館に8時40分にはバチカン美術館に着いていましたが、
何と入場に2時間待ち。
老いも若きも小さな子供たちまで皆おとなしく待っています。
この辺りはやはりカトリックの人たちにとって聖地巡礼の趣きでしょうか。
また礼拝堂内の人の多さはまさに立錐の余地もない感じで、
いくら何でも絵画を観るのに適正な人数をはるかに超えていて、
まあ混んでもルーブルのモナリザ (la Joconde)くらいだろうと
思っていたのは甘かった。
でもそこで観た天井画は、今までパリでロンドンでニューヨークで観た全ての
絵画の中で最高のものでした。
そして画集、図版でこれまでに学んできたものと
実物を前にした時にこれ程印象が異なることも初めての経験でした。

個人的に次に印象に残ったのはカラカッラ浴場(Terme di Caracalla)、
このとてつもないスケールの公衆浴場で一体古代ローマ人は
何をしていたのだろう、
レンガを一つ一つ積み重ねる壮大な建築物を前にして
様々なインスピレーションを呼び起こされました。

3番目が、パンテオン。

さらにはボルゲーゼ美術館(Galleria Borghese)をもう出ようかという時に、
突然ひらめいた次の仕事の核となるような発想。
美術館にあった絵画や彫刻とは何の関係もなく舞いおりてきたもの。
慌ててメモをとったボルゲーゼ公園。

いつもフランスでイタリアでスペインで初めての街に行くと、
できる限りその土地の教会に入るようにしているのですが、
今回訪れた教会の中でSanta Maria degli Angeli 教会の
コバルトブルー色の服を着たマリア像は美しかった。
最近、美術館に置かれたナルシストたちの作品群よりも、
教会や礼拝堂の中にこそ、思わずひきつけられる
真の芸術作品があるのではないか、
何でもないようにボソッと置かれていたりするのではないかと、
その両者の相違の中にこそ何か重要なものが潜んでいるのではないかと、
しばしば感じます。

シーザーが暗殺されたLargo di Torre Argentina の紀元前の古代神殿が
野良猫・捨て猫保護センターになっているのも興味深かった。
考えられないものの組み合わせ。
そう言えば、カラカッラ浴場の敷地に突然飛び出してきた
黒ウサギの演出は見事だった。

Foro Romano の古代遺跡の中に突如として現れたよどんだ四角い水たまり、
花がらもつまれずに無造作に放置されたバラたちが暑さにしびれを切らし、
中では数匹の金魚が頭の向きもてんでバラバラに鋭角的に泳いでいる。
あれは美しかった!

どこに行ってもすごい観光客の人、人、人、また人。
南国の強烈な太陽の日差しとの連日の体力勝負。
相も変わらぬおなじみのトイレ地獄。
でもローマはやっぱり大ローマでした。
僕はもう一度行くことができるだろうか?

“Stay Hungry. Stay Foolish.”

ローマの国際展覧会を終えて その2

Posted in Exhibitions 2012-2026 with tags , , , , , , on 9 June 2017 by kenwada

Opening Reception における僕のスペシャルインタビューの動画が
アップされましたのでご紹介致します。
動画の中の11分過ぎから約1分半ほど続きます。

ArtExpo Summer Rome,
Opening Reception at Domus Romana Art Gallery, Rome, Italy on June 2, 2017. There is my special interview after eleven minutes in the movie.

ローマの国際展覧会を終えて その1

Posted in Exhibitions 2012-2026 with tags , , , , , , on 8 June 2017 by kenwada

皆様、こんにちは。

ローマの国際展覧会のOpening Reception を終えて一昨日帰国致しました。
今回うれしかったことは、
Opening Reception で僕のスペシャルインタビューがあったことです。
作品の説明をすることができ、とても楽しい経験となりました。

今日から3回にわたって、今回のローマ滞在を特集致します。
まず1回目は、Opening Reception の様子から。

会場のギャラリーはローマの中心部、
ちょうどトレビの泉とテルミニ駅の中間に位置し、
事前の説明通りの素晴らしいロケーションでした。

会場の表通りには今回のArtExpo Summer Rome のポスターが。
今回の国際展覧会には、21か国から約70名のアーティストが選抜されて
参加しました。

門を入っていくと、素敵な中庭があり皆思い思いにくつろいでいました。
右側の黄色いズボンの男性が入っていくところがギャラリーの入り口です。

僕の作品、Who Goes with Fergus?, January 2017
Watercolor and pencil on paper, 36.0×26.0cm

会場の様子、昨年11月のボローニャの国際展覧会に比べると、
地元イタリア人が多かったです。

会場の様子を2階から。

Opening ではピアノのコンサートもありました。

会が終わると先程の中庭でアペリティフ、おいしい白ワインにオードブル、
皆さんよく食べ、よく飲みます。
午後8時だというのにまだ明るいですね。
この中でデンマーク、アメリカ、地元イタリア・・・、
様々なアーティストとの貴重な出会いがありました。

最後はディレクターのAngelo Ribezzi さん(写真左)と
同会場にて個展をしたイタリア人女性アーティストの
Renata Cuomo さん(写真右)と記念撮影、
お二人とも素晴らしい方でした。
ディレクターのお嬢さんや息子さんとも話がはずみ、
8時半まで話し込んでようやく終了です。

今回も気持ちよく送り出してくれた妻にとても感謝しています。
なお、国際展覧会は6月15日まで続きます。

ある芸術家が死んだ後、森の中に遺された十編の青い詩 10

Posted in After an artist died 2017 with tags , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , on 21 May 2017 by kenwada

ある芸術家が死んだ後、森の中に遺された十編の青い詩 10-2
作品 10-2 −神の栄光と母のための庭−
2017年7月
北軽井沢 作品 No.289
紙にアクリル、水彩、鉛筆
71.8×77.3cm

After an artist died, the ten blue poems left in the forest 10-2
piece 10-2 -The Glory of God and A Garden for My Mother-
July 2017
Kitakaruizawa No.289
Acrylic, watercolor and pencil on paper
71.8×77.3cm

Après la mort d’un artiste, les dix poèmes bleus laissés dans la forêt 10-2
pièce 10-2 -La Gloire de Dieu et Un Jardin pour Ma Mère-
juillet 2017
Kitakaruizawa N°289
Acrylique, aquarelle et crayon sur papier
71.8×77.3cm

ある芸術家が死んだ後、森の中に遺された十編の青い詩 10-1
作品 10-1 −神の栄光と母のための庭−
2017年5月
北軽井沢 作品 No.288
紙にアクリル、水彩、鉛筆
26.0×36.0cm

After an artist died, the ten blue poems left in the forest 10-1
piece 10-1 -The Glory of God and A Garden for My Mother-
May 2017
Kitakaruizawa No.288
Acrylic, watercolor and pencil on paper
26.0×36.0cm

Après la mort d’un artiste, les dix poèmes bleus laissés dans la forêt 10-1
pièce 10-1 -La Gloire de Dieu et Un Jardin pour Ma Mère-
mai 2017
Kitakaruizawa N°288
Acrylique, aquarelle et crayon sur papier
26.0×36.0cm

ある芸術家が死んだ後、森の中に遺された十編の青い詩 9

Posted in After an artist died 2017 with tags , , , , , , , , , , , , , , , , on 16 May 2017 by kenwada

ある芸術家が死んだ後、森の中に遺された十編の青い詩 9
作品 9 −ルイへ−
2017年5月
北軽井沢 作品 No.287
紙にアクリル
71.8×77.2cm

After an artist died, the ten blue poems left in the forest 9
piece 9 -to Louis-
May 2017
Kitakaruizawa No.287
Acrylic on paper
71.8×77.2cm

Après la mort d’un artiste, les dix poèmes bleus laissés dans la forêt 9
pièce 9 -à Louis-
mai 2017
Kitakaruizawa N°287
Acrylique sur papier
71.8×77.2cm

四つの展覧会のお知らせ

Posted in Exhibitions 2012-2026 with tags , , , , , , on 10 May 2017 by kenwada

皆様、こんにちは。

今年はこの後、展覧会が続きますので、
そのご紹介をさせていただきます。

まず6月2日からローマの国際展覧会で、
「誰がファーガスと一緒に行くか?」(2017年1月24日に当サイトに掲載)
を展示します。

会期が一部重なりますが、6月10日からはニューヨークの
ギャラリーでディレクターが選んだ3作品を展示します。

またこの秋は10月3日からマドリッドの国際展覧会で、
11月25日からはボローニャの国際展覧会で展示します。

ヨーロッパの三つの展覧会は、それぞれのディレクターの
セレクションを通りました。

これらの展覧会の日時や場所等の詳細につきましては、
Pages の中の「展覧会予定 The upcoming exhibitions」を
クリックしてご覧いただくことができます。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

Hello, everyone!
I am pleased to inform you that I will exhibit my paintings at four International Art Exhibitions later this year.
Please click on “The upcoming exhibitions”.
You can find more information regarding these four ones.
Thank you.

ある芸術家が死んだ後、森の中に遺された十編の青い詩 8

Posted in After an artist died 2017 with tags , , , , , , , , , , , , , , , , on 27 April 2017 by kenwada

ある芸術家が死んだ後、森の中に遺された十編の青い詩 8
作品 8 −菜の花畑−
2017年4月
北軽井沢 作品 No.286
紙にアクリル
71.7×77.1cm

After an artist died, the ten blue poems left in the forest 8
piece 8 -The fields of rape blossoms-
April 2017
Kitakaruizawa No.286
Acrylic on paper
71.7×77.1cm

Après la mort d’un artiste, les dix poèmes bleus laissés dans la forêt 8
pièce 8 -Les champs de colza-
avril 2017
Kitakaruizawa N°286
Acrylique sur papier
71.7×77.1cm

以下の文章と写真は、LA GALERIE DE KEN WADA 1 に
フランス時代の2010年4月27日に掲載したものの抜粋ですが、
あれから7年、ようやく作品になりました。

結びつけてくれたものは、“Little Gidding”、
当時、独自の思考でいいところまで迫っていたのだなと思います。

自身自力の研究、発見、合致、表出、成就、芸術の仕事の密かな喜び、
つかの間の祝祭、アトラペ祭とでも呼びましょうか。
移りゆく思考。

現にほら、今、

But heard, half-heard, in the stillness
Between two waves of the sea.

If you do not come too close, if you do not come too close,
On a summer midnight, you can hear the music

If you do not come too close,
If you do not come too close,
If you do not come too close,
If you do not come too close,
If you do not come too close,
If you do not come too close,
もしあなたが近づきすぎさえしなければ、

さらには、キンシャサの咆哮。

アーチー、おれはとしかい。

へと。
(2017年4月27日記)

 

*2010年4月27日の掲載より抜粋
「このところ毎日菜の花畑に通っています。
現場にいることは、私にとってとても大切なことです。
「菜の花畑14, 17, 18, 19, 20, 21, 22, 23, 24, 25」は、
すべて現場で描きました。
たくさん観て、たくさん観察して、
むせ返るようなコルザの匂いをたくさん嗅いでいます。

日本の皆様へ、コルザについて一言。
コルザってじっと観ているとなかなか恐ろしいです。
すごく男性的で荒々しく、野性味に富んでいます。
日本の菜の花の前に長時間座り続けたことがないので、
いい加減なことは言えませんが、
日本の菜の花とはずいぶん違うように感じます。
決してかわいらしいお花などではありません。
そんなコルザ(の黄色)は私にとって、2009年は「歓喜」であり、
「生きる喜び」そのものでした。
それが次第にその巨大な黄色の波と格闘している間に
(実際コルザを前にした時は、相当な気迫と覚悟をもって、
しっかり両足(足腰)で踏ん張って立っていないと、
後ろに倒れそうになり、飲み込まれそうになります)、
2010年になり、ここは巨大なお墓で祭壇であり、
かつてこの大地で亡くなったあらゆる人の魂のために
一年に一度、おそらくは一人に一本ずつ咲いて揺れている
手向け花であると感じるようになりました。
「巨大なる墓標群としてのコルザ」(仮題)として
別枠でエスキースをとり、この思いをスタートさせました。
十分に「寝かせた」後、この思いはやがて絵画化されて来ると思います。
自分だけのコルザに向かって突き進んで行くだけです。」

Untitled Number 3, 2017

Posted in Works 2017 with tags , , , , , , , , , , , , , , , , , , , on 16 April 2017 by kenwada

Untitled Number 3, 2017
2017年4月
北軽井沢 作品 No.285
画布に油彩
80.3×100.0cm

Untitled Number 3, 2017
April 2017
Kitakaruizawa No.285
Oil on canvas
80.3×100.0cm

Sans Titre Numéro 3, 2017
avril 2017
Kitakaruizawa N°285
Huile sur toile
80.3×100.0cm

ある芸術家が死んだ後、森の中に遺された十編の青い詩 7

Posted in After an artist died 2017 with tags , , , , , , , , , , , , , , , , , , , on 11 April 2017 by kenwada

ある芸術家が死んだ後、森の中に遺された十編の青い詩 7
作品 7 −風の夜のラプソディ−
2017年4月
北軽井沢 作品 No.284
紙にアクリル、鉛筆
70.7×76.1cm

After an artist died, the ten blue poems left in the forest 7
piece 7 -Rhapsody on a Windy Night-
April 2017
Kitakaruizawa No.284
Acrylic and pencil on paper
70.7×76.1cm

Après la mort d’un artiste, les dix poèmes bleus laissés dans la forêt 7
pièce 7 -Rhapsody on a Windy Night-
avril 2017
Kitakaruizawa N°284
Acrylique et crayon sur papier
70.7×76.1cm