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TSP No.28 ーペイントトンネルー

Posted in TSP 2021 with tags , , , , , , , , on 1 June 2021 by kenwada

Acrylic on canvas, 39.5×32.0 in. (100.0×80.3 cm)
May 30, 2021

Acrylic on canvas, 39.5×32.0 in. (100.0×80.3 cm)
June 1st, 2021

皆さんは、「ピッチトンネル」という言葉をご存知でしょうか?
野球がお好きな方は、熟知していたり、または名前くらいはすでに聞いたことがあるという方も多いと思います。
このピッチトンネルの概念を、MLB の LAドジャースのトレバー・バウアー投手が自身の YouTube で、わかりやすく完璧に説明してくれています。
アメリカにいようが、日本にいようが、世界中の子どもたちが、これを観て、まあ小学生のうちは、「へえ、こういう考え方があるんだなあ」と知っているくらいでもいいです。
でも、小さい頃から、一つの理論としてすでに、ピッチトンネルを実際に知っていたかどうかというのは、野球選手になりたいのであれば、実は後々かなり大きいことです。
中学生くらいになったら、早速、外へ飛び出して行って、グランドでも公園でもどこでもいいから、実地に試してみるでしょうね。
そういう僕も、あの頃の自分でしたら、これを観終わってから、少なくとも1分間は、間違いなく家の中にいなかったと思います。
MLBのトップ選手が、オンラインで懇切丁寧に、無料で授業してくれるのですから、本当に昔では考えられない、すごい時代になりました。
オンラインですので、納得いくまで、何度でも繰り返し観れることも、合わせて大きな利点です。

このピッチトンネルの考え方が、少し変化を加えることで、「ペイントトンネル」として、絵画制作に生かせるのです。
特に今描いている黒色と黄色のシリーズでは、そのままダイレクトに活用できます。
やはり、異業種の一流の方の考え方に、日頃から謙虚にアンテナを張っておくことは肝心ですね。
野球と絵画は、全く関係ないから、そんなのどうでもいいやって、その調子で高を括ってやっていくと、ダメですね。

もちろん、同業者の画家の方は大切です。
最近では、ドイツ人の Albert Oehlen や、アメリカ人の Terry Winters の仕事、特にその制作過程から、啓発され多くのことを学びました。
二人とも日本では、一般の方の知名度は、おそらく低いです(この業界の方は当然のぞきます)が、世界の第一線で活躍する現役アーティストです。
日本は、本当に画家の知名度に関しては、独特な偏向が・・・、食べ物の名前だけは、何故かどこの国の料理や飲み物でも、ものすごく速く入ってくるけれども。
僕は、いつかこのサイトで、こうした「今注目すべきアーティスト」みたいな小さなコラム形式で、10人くらいシリーズでまとめて紹介してみたい。
世界には、日本の方に是非ご紹介したい素晴らしいアーティストが、いっぱいいるからです。
このままでいくと、日本では50年後も相変わらず印象派展が人気で・・・、もちろん彼らは偉大なる父ですが、もう少し世界の動向も合わせて観ましょうよ。
それでも、なんて言いますか、同業の方のことは当たり前とでも言いますか、小説家がいろいろな方の小説を読むように、言ってみれば、勉強しておいて当たり前の世界ですので、専門分野以外のところで、これまでの人生で蓄積してきた、一見全く関係のないものどうしが、新たな関連をもって結びつくと、人間の脳は何か特異な化学変化や爆発をするような気がしています。
まあ、少なくとも、よろしいでしょうか、少なくとも脳に悪いということは決してありません。

バウアー投手の「ピッチトンネル」について学びたい方は、是非こちらのサイトからどうぞ。
面白いです。今日から、野球の見方が変わります。日本語の字幕付きです。
11分程度です。
11分くらいなら、なんとかなるでしょう?
ならないかな?
https://www.youtube.com/watch?v=9yXpSOsDbbQ