
Kanji Painting Take 12
Acrylic on canvas, 29.0×24.0 in. (72.7×60.6 cm)
Composition of Radical 31 or Radical enclosure
Composition du Radical 31
口 (くにがまえ) の構成
漢字絵画 No.4
李白 (701-762) の「白髮三千丈 緣愁似箇長」(注:丈の字の三画目がこの字とは異なります)
原文の漢字表記につきましては、「李白詩選」(岩波文庫、p.32, 33) を参照いたしました。
2026年2月
北軽井沢 作品 No.603
紙にアクリル
54.0×42.0 cm
Kanji Painting No.4
February 2026
Kitakaruizawa Works No.603
Acrylic on paper
21.3×16.5 in.
Peinture Kanji N°4
février 2026
Kitakaruizawa Œuvres N°603
Acrylique sur papier
54.0×42.0 cm


Kanji Painting Take 5
Acrylic on paper, 21.3×16.5 in. (54.0×42.0 cm)
「團團」
漢字はデッサンである、宇宙空間のバランスである。
この美しい文字に幼少の頃より親しみ、書くことのできる民であることに感謝して、絵画としてどこまでも描こうではないか。
「漢字絵画」はあくまでも絵画である、あくまでも模様である、あくまでも造形美である、決して書にあらず。
而して書を絵画に引き摺り下ろすくらいの気概なくば、此れ容易に能わず。
囗 (くにがまえ) は、元より四方を包囲されきつい、固い、左右に揺らせない、リズムを崩せない。
したがって、囗 (くにがまえ) の顔、表情、面をとること、此れ甚だ易からず。
もしこれが「団」であればすでに中の空気が緩んでいるが、「團」だと中の空気が充満してつまっているので厳しい。
一つの突破口として、四隅のどこかを離す(抜く) ことで、中の気圧を外に逃がせる、すなわち間が抜ける。
常識として右上隅を離すことはできないので、離すとすれば一画目の上 (左上隅) か、二画目の下 (右下隅) か、三画目の左 (左下隅)、この内、言わば生理的にとでも言うか、右下隅は通常あえて離したくはないので、すなわち好き嫌いの問題として故意に離したくはないので、残された選択肢はあと二隅。
では、この解決策を行うかと言うと、これがやらない。
このまま四隅接着のままで試行したい、崩しにいきたい。
うん?わかった!
つまりは、囗 (くにがまえ) の硬直さをことさらに強調して逆手にとればいいんだ!
そこに自然と目がいくようにすれば、逆に中が浮いて軽くなる、すなわち間が抜ける。
2026年2月18日
和田 健
漢字絵画 No.2
李白 (701-762) の「九日龍山飮」(注:龍の一画目、立の上は横棒です)
原文の漢字表記につきましては、「李白詩選」(岩波文庫、p.38, 39) を参照いたしました。
2026年2月
北軽井沢 作品 No.601
紙にアクリル
54.0×42.0 cm
Kanji Painting No.2
Drinking on the Dragon Mountain on the Ninth Day of the Ninth Month by Li Bai (701-762)
February 2026
Kitakaruizawa Works No.601
Acrylic on paper
21.3×16.5 in.
Peinture Kanji N°2
Boire sur le mont Long lors de la fête du Double Neuf ou Buvant sur la montagne Long au neuvième jour du neuvième mois par Li Bai (701-762)
février 2026
Kitakaruizawa Œuvres N°601
Acrylique sur papier
54.0×42.0 cm
