Archive for 和田健

無題 No.22

Posted in Works 2015 with tags , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , on 2 August 2015 by kenwada

無題 No.22、2015年8月
北軽井沢 作品 No.215
紙に墨、水彩、ホッチキス、コラージュ
122.4×98.6cm

Untitled No.22, August 2015
Kitakaruizawa No.215
India ink, watercolour, stapler and collage on paper
122.4×98.6cm

Sans titre N°22, août 2015
Kitakaruizawa N°215
Encre de Chine, aquarelle, agrafeuse et collage sur papier
122.4×98.6cm

Untitled No.22

無題 No.21

Posted in Works 2015 with tags , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , on 1 August 2015 by kenwada

無題 No.21、2015年7月
北軽井沢 作品 No.214
紙に墨、水彩、ホッチキス、コラージュ
63.3×102.9cm

Untitled No.21, July 2015
Kitakaruizawa No.214
India ink, watercolour, stapler and collage on paper
63.3×102.9cm

Sans titre N°21, juillet 2015
Kitakaruizawa N°214
Encre de Chine, aquarelle, agrafeuse et collage sur papier
63.3×102.9cm

Untitled No.21

無題 No.21 で、目標・課題としてきたことに、一応到達できたのではないかと思う。
今日は、自分にしかわからないこのささやかな喜びのために、ヘルマン・ヘッセを
たっぷりと読もう。
そして、美味しい地酒を冷やして飲もう。

この No.21 の制作を通じてわかったことは、切った紙の断片の組み合わせは、
「組み合わせの日」が来たら決まるということ。
そして、その日はこれまでの経験から、どうも親戚・友人等の来客が帰った翌日に
訪れやすい。

ここに大きなヒントが含まれていると思う。
自分の時間を削ったが故云々の美談ではない。

「愚鈍」に徹することに関係があるように思う。
来客に対し、制作のストップが余儀なくされて困るんだよなと、思い続ける
「誠実さ」に関係があるように思う。

紙の断片がひとりでに話しかけてくるまで待っていること。
自分から先に立ち回らないこと。
紙にまず訊くこと。
鋭さは意味をもたない。

その日が来ると、「この紙は、ここでしょ、その紙は、そっちでしょ」と、
具体的に指示してくる。
はさみが自然にひとりでに動いてくる。

まるで、自分が制作していないような不思議な空間、宇宙的な感覚が訪れる。
他者に制作してもらうこの感じを大切にすること。

ひたすら静かに生きること。
いつも大地に土に触れていること。
「君は、金魚のように静かに振舞う用意があるか。」(ガラス玉演戯より老兄の言葉)

是非とも今日は自分に代わり映えのない日常を贈ろう。

てんでばらばら

Posted in Essay 2012-2026 with tags , , , , , , , , , on 23 July 2015 by kenwada

後ろの筋雲、手前の樹木A、さらにその手前の樹木B。
反転による組み合わせ。
自然の現物は、collage そのもの。
(ちなみに筋雲には、縦の筋雲、横の筋雲、斜めの
筋雲が用意されている。)

後ろの筋雲は、手前の樹木Aに合わせようとしてこない、
現に今朝は快晴、雲一つない、筋雲に対する樹木A、
樹木Aに対する樹木B、以下すべて同様。

これを体でつかめば、森全体もまた同じであることが、
理屈ではなく、はっきりとわかる。

ところで、「切り(取り)」の問題をどう考えるのか?
そこでまず試しにカメラで切ってみる。
何がわかるか。
「切り」の問題をどう扱ったらよいのか?
裏から切るか?
表から意図的にきれいに切るか?
表から目隠しして切るか?
いっそのこと切らないか?
切る「頻度」をどうするか?

切る時は、大胆に切る、躊躇しない。
大胆に躊躇せずに切るためには、現実にしがみつかないこと。
縦・横で切らない、斜めに枠をとる。
回転で切る。
そしてcollage でよい所を隠す。
これらはすべてつまらないコツのようなもの。

Drawing 1 for Untitled No.21
(制作風景1、紙に墨、水彩)
Drawing 2 for Untitled No.21
(制作風景2、紙に墨、水彩)
Drawing 3 for Untitled No.21
(制作風景3、紙に墨、水彩)
Drawing 4 for Untitled No.21
(制作風景4、紙に墨、水彩)
Drawing 5 for Untitled No.21
(制作風景5、紙に墨、水彩)

次に、「組み合わせ」の問題が来る。
そこで切ったもの(断片)を、無作為に床の上に並べる。
これが難しい、少しでも気を緩めると、
すぐにまとまりをもたせて、きれいに並べたくなる。
これを四方を回りながら、回転で観ると新しい気づきがある。
その際、右回り、左回りで観る。
要は、右利きの絵と、左利きの絵があるということ。

Cut papers for Untitled No.21

さらに、「きれいなものにやがて目が慣れる」という問題が出て来る。

*樹木A は樹木B に・・・・樹木Z に「一緒に調子を合わせて
枝葉を伸ばし、全体としての調和を目指そうよ。」などと、
決して話しかけたりしない。
つまり、自然(森)の原理は、てんでばらばら。
・いかに人と違っているかを誇る→フランス人。
・どのようにして列をはみ出さないか→日本人。
・風変りであることを認める文化→イギリス人。
・ヘルマン・ヘッセが、その圧倒的なまでに美しい叙事詩
「庭でのひととき」の中で触れている巨大なサボテンと
小びとのクローバーの例は、そこにあまりの「体格差」が
あったからだと思う。
おかしみのある程の体格差が。
てんでばらばら。

無題 No.20

Posted in Works 2015 with tags , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , on 22 July 2015 by kenwada

無題 No.20、2015年7月
北軽井沢 作品 No.213
紙に墨、水彩、ホッチキス、コラージュ
64.5×82.8cm

Untitled No.20, July 2015
Kitakaruizawa No.213
India ink, watercolour, stapler and collage on paper
64.5×82.8cm

Sans titre N°20, juillet 2015
Kitakaruizawa N°213
Encre de Chine, aquarelle, agrafeuse et collage sur papier
64.5×82.8cm

Untitled No.20

無題 No.19

Posted in Works 2015 with tags , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , on 16 July 2015 by kenwada

無題 No.19、2015年7月
北軽井沢 作品 No.212
紙に墨、水彩、鉛筆、セロハンテープ、両面テープ、コラージュ
42.5×46.0cm

Untitled No.19, July 2015
Kitakaruizawa No.212
India ink, watercolour, pencil, Scotch tape and collage on paper
42.5×46.0cm

Sans titre N°19, juillet 2015
Kitakaruizawa N°212
Encre de Chine, aquarelle, crayon, scotch et collage sur papier
42.5×46.0cm

Untitled No.19

無題 No.18

Posted in Works 2015 with tags , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , on 15 July 2015 by kenwada

無題 No.18、2015年7月
北軽井沢 作品 No.211
紙に墨、水彩、両面テープ、コラージュ
69.8×64.6cm

Untitled No.18, July 2015
Kitakaruizawa No.211
India ink, watercolour, Scotch tape and collage on paper
69.8×64.6cm

Sans titre N°18, juillet 2015
Kitakaruizawa N°211
Encre de Chine, aquarelle, scotch et collage sur papier
69.8×64.6cm

Untitled No.18

無題 No.17

Posted in Works 2015 with tags , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , on 11 July 2015 by kenwada

a preparation for No.17
(制作風景)

無題 No.17、2015年7月
北軽井沢 作品 No.210
紙に墨、水彩、アクリル樹脂絵具、ホッチキス、コラージュ
135.8×147.5cm

Untitled No.17, July 2015
Kitakaruizawa No.210
India ink, watercolour, acrylic, stapler and collage on paper
135.8×147.5cm

Sans titre N°17, juillet 2015
Kitakaruizawa N°210
Encre de Chine, aquarelle, acrylique, agrafeuse et collage sur papier
135.8×147.5cm

Untitled No.17

再び絵画日々のメモより

Posted in Essay 2012-2026 with tags , , , on 9 July 2015 by kenwada

The trees in front of my studio
(アトリエの窓から見た風景)

このノートは、A4大。
1冊目の表紙に、
「一枚紛失したのを機に、すべてこのノートに整理・保管することにした。
なぐり書きでよいので、すべてここに書きなさい。」
とある。

1 緑と青のみでは、薄くて回せない。

2 大胆に切ることによって、樹木は倒立して回せる。

3 一つのつまらないコツのようなものとして、collageの切り貼りの組み合わせは、いいところを隠せば決まる。

4 樹木Aは、隣りの樹木Bの①種類、②樹高や枝の張り具合などの樹形、
③葉の色や形等を意識していない(例えば楢と山桜)。
なのに、全体としては、完璧に調和している。
何故か?
それは、一本一本を見れば、ゴツゴツしていて荒々しく、
極めて不格好だからである。
個々において不細工であると、全体として調和する。
まるで美しいモデルのある種の顔のように。
ところで、逆はどうか?
一本一本の樹木が美しいと、全体として不格好なものになるのか?
それともさらに美しいものになるのか?
ただし、人工的な例えばフランス庭園のような人為の塊のようなものは除く。
でき得る限り森の中で生活すること。
都会のビルから学べることは、地震の時にどのくらい揺れるかである。

5 collageは、要は、薪割と同じである。
丸切りした丸太を割る。
どういう風に割れるかは、
どこに亀裂としての半径が描かれるかは、割るまでわからない。
割った薪を薪小屋に積む。
積んだ後で、労働の結果として、日々変化していく薪小屋の断面の集積模様を眺める。
右回転、左回転、かすれ、「ブッコウ国師げ」そのもの。
薪割程、図形的訓練の要素に満ちたものはない。
我々は、庭仕事の中で、多くの制作上の鍛錬をしている。
それは、庭仕事の中に、制作上のヒントが含まれているというようなものではない。
もっと肉体労働のようなもの、直接的な筋肉の運動に近いものを感じる。

6 今年下半期の読書の流れ(上半期分は「絵画日々のメモより」の中に記述)
ヘルマン・ヘッセ「知と愛」(新潮世界文学、高橋健二氏訳)、7月1日着手、7月16日読了。
引き続いて、「ナルツィスとゴルトムント」(ヘルマン・ヘッセ全集14巻、臨川書店、青島雅夫氏訳)、7月17日着手、8月29日読了。
同じ本を違う訳で続けて読んでみた。
その間に、「ヘルマン・ヘッセ エッセイ全集6巻、臨川書店)を読む。8月23日読了。
「ニーナとの再会」、「隣人マーリオ」に強く心をうたれた。
また、アーダルベルト・シュティフターの作品の中から、
「花崗岩」「石灰石」「森ゆく人」(松籟社)を読む。
ヘルマン・ヘッセ「荒野のおおかみ」(新潮文庫、高橋健二氏訳)、8月31日着手、9月9日読了。
9月15日、フリードリッヒ・ニーチェ「ツァラトゥストラはこう言った」(上巻、岩波文庫)を読み始める。
「ツァラトゥストラ」(上巻、ちくま学芸文庫)を参考にしながら読む。
9月24日、トーマス・マン「ヨセフとその兄弟Ⅰ」(筑摩書房、望月市恵、小塩節氏訳)を読み始める。
この膨大な長編物語全3巻を、今年中に読み終えることは難しいだろうが、圧倒的。
10月11日現在、第一部ヤコブ物語まで読了。
(6の今年下半期の読書の流れのみ、2015年10月12日に加筆)

薪小屋風景1
(薪小屋風景1)

薪小屋風景2
(薪小屋風景2)

無題 No.16

Posted in Works 2015 with tags , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , on 3 July 2015 by kenwada

無題 No.16、2015年6月
北軽井沢 作品 No.209
紙に墨、水彩、アクリル樹脂具、コラージュ
28.1×26.6cm

Untitled No.16, June 2015
Kitakaruizawa No.209
India ink, watercolour, acrylic and collage on paper
28.1×26.6cm

Sans titre N°16, juin 2015
Kitakaruizawa N°209
Encre de Chine, aquarelle, acrylique et collage sur papier
28.1×26.6cm

Untitled No.16

無題 No.15

Posted in Works 2015 with tags , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , on 2 July 2015 by kenwada

無題 No.15、2015年6月
北軽井沢 作品 No.208
紙に墨、水彩、アクリル樹脂絵具、鉛筆、ホッチキス、コラージュ
47.0×42.0cm

Untitled No.15, June 2015
Kitakaruizawa No.208
India ink, watercolour, acrylic, pencil, stapler and collage on paper
47.0×42.0cm

Sans titre N°15, juin 2015
Kitakaruizawa N°208
Encre de Chine, aquarelle, acrylique, crayon, agrafeuse et collage sur papier
47.0×42.0cm

Untitled No.15