無題スケッチ No.44 —「映像詩」への一つの試みとして
2017年11月
イタリア、アッシジ、聖ダミアーノの小道付近
映像、37秒
Untitled Sketches No.44 —As an Attempt to Image Poem
November 2017
Near Santuario di S. Damiano, Assisi, Italy
Image, 37 seconds
Sans titre Croquis N°44 —Comme une Tentative de Image Poème
novembre 2017
Près de Santuario di S. Damiano, Assise, Italie
Image, 37 secondes
聖ダミアーノの小道の横、
オリーブ畑と糸杉に囲まれた丘の上から街を見下ろし観想する聖フランチェスコ像。
聖人が1226年に亡くなって791年後の今も変わらず平和な小鳥のさえずりに包まれていました。
僕には聖人の像は彼が亡くなったポルツィウンコラの方角を向いているように見えました。
アッシジは祝福された街でした。
もうアッシジ駅に降りた時からキラキラ光る透明感溢れる空気、冷たいキリッとした空気が違いました。
そんな所があるのかって?
地球上、どこへ行っても空気なんて同じようなもんだろ?
違うんですね、あるんです。
その晩、ホテルで渡されたアッシジのガイドブックを読んでいて以下の文章を目にし、駅に降りた直後の自分の感想が正しかったことが確かめられた思いがしました。
『1962年10月4日、アッシジを訪れたヨハネ23世は、「なぜ神はアッシジにこの美しい自然と透明な空気、張りつめたような清浄感を与えたのだろうか。その答えは明らかだ。言葉を必要としないこのメッセージによって、世界中から訪れる人々に信仰を通じた隣人愛を悟らせるためなのだ。」と語った。』
「言葉を必要としないこのメッセージ」・・・・素晴らしいですね。
思わず使い古されたこの本を買って(親切なホテルの方は20%引いてくれました)アッシジを後にしました。