TSP No.44 ー僕が常に心がけてきたことー

Acrylic on canvas, 38.5×51.5 in. (97.0×130.3 cm)
July 27, 2021

今度の制作は、F60号2枚です。
7月19日から、このキャンバス2枚との戦いがすでに始まっていますが、さあ、改めていよいよここからだぞ!っていう感じです。
新型コロナウイルスのパンデミックが始まって以来、僕には常に心がけてきたことがあって、それは絶対に日々の制作の手を抜かない、おろそかにしない、パンデミックで展覧会ができないからといって、それを言い訳にして、毎日の集中力が低下したり、モチベーションを失ったり、そういうことだけは自分に対して絶対に認めない、ということです。
僕は1年365日標高1100mの森の中で暮らしていますが、楽しみは、庭でバラやクレマチスなどの様々な花を育てたり、夏の間、近くで借りている畑でいろいろな野菜を収穫したり、自然卵を作るための養鶏(現在かわいい雌鶏8羽)や、今年10才になる愛犬の柴犬や森の中で生まれた3兄弟の猫(来月2才)を大切にするくらいにして、不要不急の外出をしないことはこれまで徹底して厳守してきましたし、手洗い、うがい、マスクの着用もできる限りやってきました。
また記録を取りながら一ヶ月の中で休肝日を多く作り、月末にその月の休肝日のパーセンテージを出し、たとえ真冬の毎朝マイナス10℃以下の気温であっても、早寝・早起きを徹底してきました。
人と比べることではありませんので、あくまで自分なりにですが、それでも自己管理の生活をなんとか送ってきた僕にとって、たとえ相手が薬物であっても、コロナワクチンの二回目の接種後に体調を崩したことは、僕にとってかなり屈辱的なことでした。
二日間、全く仕事になりませんでしたから。
お話になりませんでした。

なにゆえにお前は森の中で一年中そうした生活をしているのかと問われれば、それはごく簡単な話であって、そのくらいの気迫、ハングリー精神でやらなければ彼ら、彼女ら(欧米人)に、とてもではありませんが勝てないからです。
もうこれだけ海外で様々な経験をしてきて、彼ら、彼女らの中の優秀なできる人間のもつ、もともとの能力の違い、才能の違いを痛感し、彼ら、彼女らが、いざやるとなったら、どれだけガンガンやってくるか、それはもう身に染みて体験していますから。本当にそう思いますので、僕は実践しています。

僕の言いたいことは、日本で日本人が日本人と日本語でずーっと暮らしていると、次第に感覚が麻痺してきて、つい目の前の現実を当たり前のように感じてしまうようになるということです。

以上です。

昨日、畑で採れたきゅうりです。新鮮なきゅうりはトゲが痛いです。無農薬散布で育てていますので、軽く水洗いして、地元の無添加の赤味噌をつけてバリバリ食べるとおいしいです。ちなみに昨年からきゅうりはネット栽培をやめて、地這いで育てています。その方が収穫の効率が上がるような感じがして、切り替えました。

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