Untitled 2025 No.26 (Left) and Untitled 2025 No.27 (Right)

Untitled 2025 No.26 (左) と Untitled 2025 No.27 (右) を、A4のごく普通の紙に印刷してみる。
そして、これを100円ショップで買えるようなごく簡単な額に入れてみる。
さらに、これを食卓から少し離れたところに立て掛けておく。
やれやれ、これで食事中も絵から思考が離れることはない、途切れることはない。
さて、その効果やいかに。
一つ一つの枠に顔をもたせること、表情をもたせること、のっぺりと変化のない均一な顔、顔、顔・・・が一番いけない。
それならばということで、全部の顔 (上の写真の作品の場合はそれぞれ25の顔) が個性をもって輝き出すと、画面全体がうるさくなってやっていられない。
そこで、僕が個人的に捨てる顔 (抜ける顔) と呼んでいる顔が、どうしても必要となってくる。
Grid Work の抽象画では、この間が抜けるということが肝心要になる。
問題は、個性ある顔:捨てる顔の比率、バランス、各々を配置する場所にある。

これらの顔の集合体を題して「枠顔 (わくがお) 」と名付ける。
初めまして、枠顔さん (ここはあえて単数扱いでいきたい)。
Nice to meet you, Grid Face.
ここで、タイトルを「Hello, Grid Face!」とする。
2018年から2020年にかけて制作した絵から自分へのベクトル→である「Dear Grid Worker」から、自分から絵へのベクトル←である「Hello, Grid Face!」へと180度⇄の転換。
でもこれがそう簡単には、すんなりとはいかないんです (笑)。
これが僕のGWです、普段生活している森の中から、どこにも行きませんが、絵に乗せてもらって、ずいぶん遠くまで連れて行かれたような、連れて行かれないような不思議な感覚です。
さあ、元気を出していきましょう。

2026年5月3日 今日は憲法記念日
和田 健

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