I Started My New Series “F Paintings” This Morning!

2020年10月19日、この画布の1回目のペインティング、シリーズ F Paintings 4作品のペインティング総数は2回。

2020年10月19日、この画布の1回目のペインティング、シリーズ F Paintings 4作品のペインティング総数は2回。

2020年10月20日、この画布の2回目のペインティング、シリーズ F Paintings 4作品のペインティング総数は4回。

しばらくエスキースを作ったりしてきましたが、今朝から本格的に新シリーズ「F Paintings」に入りました。
どのタイミングで本格的に作品制作に入るか、これは本当に大切で、これまでの経験から性急に勢い込んで入ると、ほとんど失敗します。
これについてはもう、何て言うのか、その日が来る、その日の朝になったらわかる、絵画が向こうから勝手にやって来る、としか言いようがないです。
絵画制作をされない人には、何を言っているのか、さっぱりわからないと思いますが。
これが例えば、その仕事は来週の月曜日の朝9時から始めます、だったらどんなにすっきりしていてよいでしょうか。
ですからその日が来るのを、ひたすら待っていなければなりません。
今回はトーマス・マンの「ブッデンブローク家の人びと」(岩波文庫)を読みながら待っていました。
そして作品制作に入れた日は、つまり今日みたいな日は、やっぱりうれしいです。
これから大いに仕事ができる訳だから。
さあ、ここからまた長い戦いです。「よーし、始まったぞ」っていう感じ。
年内に何とかこの4作品(F30号4枚を同時進行させていきます)を完成させたい。
これが僕の今年最後の仕事になります。

今年はコロナで展覧会ができず苦しかった。
でも考えてみれば、僕の生活は、山奥で普段から誰一人として制作仲間や、行き詰まった時に相談する人もいなくて、これまでただひたすら一人で制作してきました。
たとえて言えば、かなり以前からコロナ禍のような、あるいはコロナ後のような生活をしてきた訳ですから、免疫というか耐性というか、個人的には何とか乗り越えられるのではないかと思います。
もちろん油断しちゃいけない、まあ何とかやっと乗り越えられるのではないだろうか、くらいです。
ただ世界を取り巻く全体の状況は、とてもそうはいかない。
現在の欧米の感染再拡大をみると、芸術家はもう展覧会が、しばらくできないかもしれない。
その点も考えておかないといけない。どうしたらよいのかはわからない。
こうして Online で作品を観ていただくだけになるかもしれない。
あと十年も二十年もして、世界が今回のコロナを冷静に振り返れるようになった時、おそらく2020年、2021年に数多くの芸術家がやめていったなということになるような気がします。
そしてその中には決して少なくない数の才能ある若い芸術家が含まれていると思う。
それはものすごく悲しいこと、人類の文化の大きな損失だと思いませんか。

2020年10月19日
和田 健

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