母からの贈り物その4 ー幼稚園時代の絵画作品ー

Ken WADA, My Painting when I was 6 years old, Crayon on paper
和田 健、幼稚園時代の僕の絵、1970 (昭和45) 年1月17日、6才、紙にクレヨン
14.2×10.0 in. (36.1×25.5 cm)

(その3から続く)

さておしまいは、明るくいきましょう (笑)!
幼稚園時代のこの子の作品です。
いいですねえ〜、これ。
なんだか楽しくて明るくて、同時にとてもユーモラスでもあり、観ていると不思議に元気が出てきますので、先日来、アトリエの壁に貼っています (笑)。
「だいすきな ともだち こにしくん わだけん」
これを書いてくださった担任のM先生のことは、大好きな先生でしたので、とてもよく覚えています。

今回の「母からの贈り物」のその1からその4までに加えまして、先日連載しました「小中学校時代の思い出」のその1からその3までをも合わせて振り返る中で、自分史を通して、遅く絵を始めることになった自分の人生の摩訶不思議さについて、実に様々なことを深く考えさせられました。

そして、僕の人生の象徴的な出来事である恩師のアルトソウル先生にフランスで出会うことに至るまでの、一つの結論のようなものにたどり着きましたが、それはとても長くなりますので、ここでは割愛させていただいて、自分の心の中にそっと大切に秘めさせていただき、これからも静かに描き続けていきます。

最後にもう一度、絵を大切に保管しておいてくれた母に、ここで改めて感謝いたします。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

2024年5月29日
和田 健

追伸:今から2年前の2022年2月に、アルトソウル先生の思い出を書きました。
その時の記事はこちらになります↓
https://kenwada2.com/2022/02/01/パリ時代の思い出-1/

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